−遠く儚く−


ーーーーー陽菜Sideーーーーー



「はぁ・・・・疲れた。。。」


『お疲れ様です。ヒナ様。』



「リリー、私変じゃなかったかな?」


『とんでもございませんわ。とてもお美しかったです。』



リリーの言葉を聞いて元気になる。



「ありがとうリリー。」


『いえ、本当のことですから。』




二人で笑い合っていると、部屋がノックされる。



「はい。」


「ヒナ、俺だ。」


アルの声だ。


「アル?入ってもいいよ。」



ガチャ・・・・



「ヒナ、少し話しがある。リリー、ヒナを借りてもいいか?」



『はい。』



「ヒナ来てくれ。」





「うん。」








どこに行くんだろう?













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