−遠く儚く−


「アイクぅ・・・・アイラぁ・・・・ごめん、ごめんなさい・・・・・・・・」



私の目からは涙が溢れ、アイクとアイラに落ちる。


その涙が触れると、たちまちアイクとアイラの傷が消えていく。



「どうして・・・・?」


「きっとレジーナの力だ。」




レジーナ様・・・・



『泣かないでくださいよ、姫さん?生きてるんですから、俺達。』


『そうですよ?この通り、ちゃんと生きてます。』




そう言って立ち上がる。





「アイク、アイラっっ!」


泣きながら抱き着いた。













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