−遠く儚く−

「ありがとう、ありがとう・・・・・・・・」



アイクとアイラがいなかったら私は今頃・・・・


考えたくない。




『ヒナ様・・・・お護り出来なくて、申し訳ありません。』


「アイラ・・・・私ちゃんと護ってもらったよ。だから謝らないで?」


『ヒナ様・・・・』



私は護られてる。

凄い数の人達に。



「ヒナ・・・・安心しろ。俺がお前を一生護ってやる。」




「ア・・・・ル」



その言葉を聞いて瞳から涙が溢れる。













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