愛してるなんて言わないで
ーガチャッ
部屋のドアを開けると
ベッドに座って項垂れてる洸くんが
目に入った。
「洸くんもシャワー浴びてきたら?
汗かいてるだろうしさ。」
『ん、そうする。』
洸くんが出ていって、1人ぼっち。
あ、この部屋広いな。
シャワー浴びて、頭冷やしてきて欲しい。
これから、どうしようか。
洸くんとの関係。
終わらせたくない、一緒にいたい。
でも、あたしを見てくれてない。
あたしは都合のいい女なのかな?
『…ほ?華穂?』
いろいろと、思考がループしてる
間に洸くんが帰ってきてたみたい。
「あ、洸くん。おかえりー。」
『ん、ただいま。』