恋の彗星―僕が彼女と結婚した理由―
しかもビビビッって…。

もうほとんど死語だよ、それ。

「もしよろしければ…」

押切円は少し顔を赤らめた後、
「アドレス交換しませんか?」

それはそれは大きな爆弾を落としてきた。

……………はっ?

いきなりの出来事に、僕はついて行けなかった。

入江さんも文字通り、目が点になっている。

最近の子って、すっごいガツガツしてるんだなあ。

出会ったその日にメアド交換って。

「ダメですか?」
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