恋の彗星―僕が彼女と結婚した理由―
エピローグ
彗星をイメージした、僕と円のデザインした指輪。

タイトルはもちろん、“恋の彗星”だ。

人気モデルと冴えない宝石店の店員。

本来なら、出会うことがない2人。

本来なら、あり得ない組み合わせの2人。

でも僕らはどう言う縁か、出会った。

そして恋に落ち、結婚の約束もした。

時々だけど、僕は円に聞く。

「本当に、俺でいいって言うのか?」

そう聞く僕に、円は決まってこう返す。

「あなたじゃなきゃダメなの」

笑いながら、でも真剣に。

☆★END☆★
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