午前0時、夜空の下で
心たちはテーブルから離れ、男たちの間から机上の紙を覗き込み、リーダーの言葉に耳を傾ける。
紙には地形のようなものが書かれており、一目で地図だとわかった。
「さっきも話したけど、今回の反乱に俺らの今までの行動が報われるかどうかがかかってる。騎士共を引き摺り出すよ。……舞台はディアマンテだ」
副リーダーの言葉に男たちは無言で頷くが、心やミルフィーユたちは顔を見合わせた。
ジュリアは何を考えているのか、無表情で地図に目を向けている。
「そんな、大丈夫なの?ディアマンテ――王都だなんて、皇族直属の軍が出てくるんじゃ――」
「それが狙いだ」
ミルフィーユが困惑気味に声を上げれば、リーダーがそれを遮った。
紙には地形のようなものが書かれており、一目で地図だとわかった。
「さっきも話したけど、今回の反乱に俺らの今までの行動が報われるかどうかがかかってる。騎士共を引き摺り出すよ。……舞台はディアマンテだ」
副リーダーの言葉に男たちは無言で頷くが、心やミルフィーユたちは顔を見合わせた。
ジュリアは何を考えているのか、無表情で地図に目を向けている。
「そんな、大丈夫なの?ディアマンテ――王都だなんて、皇族直属の軍が出てくるんじゃ――」
「それが狙いだ」
ミルフィーユが困惑気味に声を上げれば、リーダーがそれを遮った。