君がいた夏
君がいる夏
中学2年の私は
君がいない夏を過ごした。
あんなにも悲しい夏はなかっただろう。
忘れようとした
新しい恋も探した
だけど
どうしても頭に浮かぶのは
あなたの笑顔しかなくて
だけど
今年の夏は
隣を向けばあなたの笑顔がある
頭に浮かぶものじゃない
手を伸ばせば、触れられるもの。
夏はずっと君がいた夏でしかなかった
けど
君がいる夏に変わった
そしてこれからも
その夏が続いてくことを微かに願うだろう