君がいた夏
菜穂ちゃん
君を傷つけたくなかった
君が大好きだった
ただ、君の笑顔をずっと隣で見ていたかったんだ
ごめん
たくさん傷つけてごめん
だけど
この高校に来て変わらない菜穂ちゃんに再会した時、涙が出るほど嬉しかったよ
変わってない菜穂ちゃんが
輝いて見えた
多分
いまも俺は菜穂ちゃんが好きなんだ
忘れたことなんてなかった
だけど・・・・
今は、菜穂ちゃんに気持ちを伝えることができない
傷つけちゃいけない人がいるんだ
ごめんな。
菜穂ちゃん