レイニーブルー …揺れる心…
いつも、仕事の帰り道に寄るコンビニの駐車場で、聞き覚えのある声に呼び止められた…


「和美…」


「洋一…」


「何? 久しぶりだね!元気?」

私は、笑って言った…


「ちょっと、仕事の事で聞きたいことあるんだけど、携帯の番号教えてくれないかな?」

そうだった…私も携帯変えてたんだ…

私は洋一に番号を教えた。

胸の中がザワザワしていた…
< 23 / 30 >

この作品をシェア

pagetop