レイニーブルー …揺れる心…
ちょっと太ったかな?でも変わってないね…

「どうするの…お茶でも飲もうか?それとも飲もうか?」

「落ち着いて話したいから…ホテル取ってあるんだけど…嫌なら何処でも…」

「取ってあるならもったいないでしょ!!いいよ…行こう!」
部屋についてまずビールで乾杯してみた。

「それで何?話って」

「…謝りたくて…ずっと気になってて…」
「今更…謝られても…あの時、どんなに辛かったか分かる?苦しかったかわかる?」

「…ごめん…全部俺が悪いんだ…」

「だから謝らなくていいって!!洋一は私を信じないで幸子を信じた!!私じゃなくて幸子を選んだ!それだけだよ!!」

今までの思いが溢れだした…

「あの時、なんで俺…ごめん…でもあの時幸子もボロボロで…」

「じゃあ何?私は平気だったとでも言うの!!傷つかないとでも思ったわけ!
ふざけないでよ!!
愛してるって言ったよね…一緒に頑張ろうって言ったよね!家族になろうって…私…信じてたんだよ… それを…裏切られた気持ちわかる?幸子と二人で笑ってたんでしょ!!」

とまらなかった…
同時に涙が溢れて止まらなかった…
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