一輪の、ひまわり。
「そんな!大丈夫ですよ。」
そう言って、顔の前で手をブンブンとふって否定してくれて、
それから、俺たちはいろんな話をして
お互いが高2で同級生だということ。
彼女は、大谷高校で
俺は、玉蘭高校に通っていて
実は、俺たちの高校はすぐ近くにあるということ。
彼女は、フルーティスト、俺はプロバスケット選手を目指して頑張っていること。
笑ったり、驚いたりとコロコロと表情が変わるキミに俺は、惹かれていった――