Never Magic
森を真っ直ぐに歩いていると、やっと暗い森から抜けた。
出た場所は知らない道。
ずっと続いている。
何処に繋がっているのだろうか。
何処へいけるのだろうか。
そんな事を考えながら歩いて行く。
歩いていると、知ってる人に会う。
「!朔!」
『僕は朔じゃないよ』
オレンジの髪の毛、そして声。何処からどう見ても朔だ。
でも、彼は朔じゃないと言った。
『僕はリア』
リアと名乗った少年。
僕はそのリアに問う。
「あの、ココはいったい何処に行く道ですか?」
『この道は、君の1歳の頃の過去の記憶への道』
一歳…。
そんな記憶なんて全く持ってない。
進めばその過去が見えるのだろうか。
『いけば見る事になってしまうよ。どうするの?行く?』
「……行きます」
『本当に?行っていいの?後悔はしないね?』
「はい…」
何故過去を見て後悔をする羽目になるのだろうか。
その事を聞こうと、リアの方を向いたら、もういなかった。
辺りを見回しても見当たらない。
僕は探すのを諦めて歩き出した。
歩いて行くと、大きなスクリーンがあった。
僕はスクリーンの目の前に置いてある椅子に座ってみた。
すると、後ろから声が聞こえた。
『やぁ、見る決心はついた?』
先程いなくなったリアと言う少年だった。
「はい」
『じゃぁ、上映するね』
そう言うと、空気に混じる様に消えてしまった。
それと同時に暗くなる。
暗くなると、スクリーンに白黒で映像が映し出された。
それは、赤ちゃんを抱いている母さんだった。
その母さんの周りには沢山の子供。
第一王子、第二王子、第三王子、第四王子、第五王子、第六王子、と六人。
多分、その赤ちゃんは僕だ。
母さんが抱っこしていると、次に父さんが抱いてくれる。
周りの王子達も、僕に構ってくれていた。
出た場所は知らない道。
ずっと続いている。
何処に繋がっているのだろうか。
何処へいけるのだろうか。
そんな事を考えながら歩いて行く。
歩いていると、知ってる人に会う。
「!朔!」
『僕は朔じゃないよ』
オレンジの髪の毛、そして声。何処からどう見ても朔だ。
でも、彼は朔じゃないと言った。
『僕はリア』
リアと名乗った少年。
僕はそのリアに問う。
「あの、ココはいったい何処に行く道ですか?」
『この道は、君の1歳の頃の過去の記憶への道』
一歳…。
そんな記憶なんて全く持ってない。
進めばその過去が見えるのだろうか。
『いけば見る事になってしまうよ。どうするの?行く?』
「……行きます」
『本当に?行っていいの?後悔はしないね?』
「はい…」
何故過去を見て後悔をする羽目になるのだろうか。
その事を聞こうと、リアの方を向いたら、もういなかった。
辺りを見回しても見当たらない。
僕は探すのを諦めて歩き出した。
歩いて行くと、大きなスクリーンがあった。
僕はスクリーンの目の前に置いてある椅子に座ってみた。
すると、後ろから声が聞こえた。
『やぁ、見る決心はついた?』
先程いなくなったリアと言う少年だった。
「はい」
『じゃぁ、上映するね』
そう言うと、空気に混じる様に消えてしまった。
それと同時に暗くなる。
暗くなると、スクリーンに白黒で映像が映し出された。
それは、赤ちゃんを抱いている母さんだった。
その母さんの周りには沢山の子供。
第一王子、第二王子、第三王子、第四王子、第五王子、第六王子、と六人。
多分、その赤ちゃんは僕だ。
母さんが抱っこしていると、次に父さんが抱いてくれる。
周りの王子達も、僕に構ってくれていた。