Never Magic




アイスを食べ終えた僕らは家に行く事にした。
家と言っても、人間界にある朔の家である。
かなり人間界の家にしては豪華である。
この家を買う金はいったい何処からでているか、不思議である。
まぁー、朔にはクリエイトの能力があるので、コピーしたりして何とかやってるんじゃなかろうか。

家の中に入ると豪華なジュウタンが敷いてあった。

「これ僕がクリエイトしたんだ」

だから食べ物柄のジュウタンなのか。
いろんな食べ物がある。

「そうだ!倖に作ってあげるよ。ココの美味しいもん」

そう言うとキッチンへと行ってしまった。
僕もお邪魔した。


中は広かった。
まぁ、これだけ大きければ広いはず。
僕はソファに座った。
とても柔らかいソファだ。
座り心地がよい。

「テレビでも見てなよ」

朔はそう言うと、リモコンを渡してくれた。
人間界のテレビを見ても面白くなさそうなイメージがある。だって、魔法使えないのだから。
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