Secret band~男装ドラマー~
あれ?全然痛くない。


「大丈夫か?
腕放すぞ」



えっ?



目を開けて見上げると



「西川君!
ごめんなさい、俺ぼぉとしてて…」




「怪我がないならそれでいいけどお前めっちゃ熱いぞ、大丈夫か?」




「は、はい」




こんなんじゃ皆に迷惑かけちゃう。




あれ、なんか視界が…。




音も聞こえなくなってきてる。



「おい…!おま………」




私はここで意識を手放した。
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