未来へのボール*SUMMER*

連れて来られたのは、体育館裏。

てか外暑いから。


「ラル。単刀直入に聞きます。」

え?何?

ミツどうした。何が起きた。


「…はぁ。」

曖昧に返事をするあたし。


「恋してますか?」


「………………はぁ?」

何を突然。


「てゆうかしてるでしょ。」

…………恋って…。


「ミツ、誰か好きな人でもできたの?」


「まぁ、私も居なくはない…

じゃなくて!私じゃなくてラル!!」


「え、あたしのこと好きなの?」

なんっつーこと。

ミツはレズだったのか。


「一言も言ってないしΣ(-∀-;)!?

だから、ラルに好きな人居るでしょ

って話よっ!!」

あ、そーゆー。


「居ないから。」

バッサリとあたしは言い切った。





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