未来へのボール*SUMMER*
「こりゃあ…結構激しく捻ったわね…。」
マジかい…(;´д`)。
マナ先輩…足大丈夫かな…。
「ラル。マナの手当を頼む。
シノは俺と来い。」
「あ、はい。」
「分かった。」
あたしは救急箱を取って来て、
マナ先輩の手当をする。
「えと、靴下脱いで貰って
いいですか?」
「あ、うん。いっ…(>_<)。」
うわぁ…結構腫れてる…。
湿布を貼って、包帯をそっと巻く。
手当を終えたから…。
とりあえずこの場所から離れたい。
あたし達が今いるのは
バスケットゴールの下。
練習の邪魔になっちゃうな…。
「先輩、立てますか?」
先輩も危ないし。
あたしはマナ先輩に
手を差し伸べる。
「あ、うん。」