未来へのボール*SUMMER*
Ⅶ 合宿3日目+part2+
〔side朔杜〕
今、うちのバスケ部は体育館にいる。
「なぁー。サクよ~(。-∀-)。」
で、レムに絡まれている。
「何だよ。練習しろよ。」
「うわぁ、冷たいなぁぁ。
俺はお前の恋のキューピット
同然なのにぃぃぃ。」
「語尾を伸ばすな、気色悪い。」
てか何だよ。恋のキューピットって。
全く持って、身に覚えが無いんだけど。
てか何でそんなにニヤニヤしてんだ。
「俺のお陰でぇ、ラルと2人っきりに
なれたんじゃないのかなぁ??」
「あぁ、そうゆうこと。」
別に、お前のお陰じゃねぇけどな。
「レム君を侮っちゃいかんよ。
鋭ぉいレム君は気づいちゃったぁ。」
「…語尾を伸ばすな。」
てか何に気づいたんだよ。
「サクさぁ、ラルのこと
ずぅぅぅっと見てるなぁってこと。」
「はぁ?」