未来へのボール*SUMMER*

「はぁ…。」


「ちょっと、ちゃんとラルは

出てくれるんでしょうね?」


「んなこと…分かる訳ねぇだろ。

でも…。」


『…はいっ。』

あの返事は、嘘じゃない。


「でも…何よ。」


「ラルは来るよ。」

俺が、自信たっぷりに言うと。


「………そうね。」

シノも、微笑んだ。






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