明日、世界が消滅します。
挙げ句の果てに、これだよ。
彼氏に フ ラ れ た 。
もう泣きたい、泣いて良いですか。
でもあたし変に女の子っぽく無い所があって
こう言う時可愛く汐らしく泣けないんだよね。
こう言う所含めて“泣きたい”よね。
ああ、明日世界が滅んだりしないかなぁ。
なんて残念な願いを込めて夕日の当たる窓際の彼の机をぼんやりと眺める。
だってもうどうでも良い。
この面倒臭い自分からも、世界からも解放されたいんだもん。