ライオン
このままじゃ普通に渡り終えちまうな。
面白味に欠ける。
「うぉ……!?」
「?!??!!」
「なんつって、冗談だよ…。ん?」
あれ?足滑らせた振りしたら、二人とも腰抜かしちまったか?
無事渡り終えた俺は圭一の肩を叩く。
「五万円な」
圭一は青い顔をしながら、腰を抜かした体勢で健次を見上げる。
「……ツケといて」
いつもと変わらない圭一の台詞に、俺は呆れたように笑みを浮かべる。
「またかよ。圭一君お得意の青天井ツケ払い。
いつまで腰抜かしてんだ?
いくぞ」
面白味に欠ける。
「うぉ……!?」
「?!??!!」
「なんつって、冗談だよ…。ん?」
あれ?足滑らせた振りしたら、二人とも腰抜かしちまったか?
無事渡り終えた俺は圭一の肩を叩く。
「五万円な」
圭一は青い顔をしながら、腰を抜かした体勢で健次を見上げる。
「……ツケといて」
いつもと変わらない圭一の台詞に、俺は呆れたように笑みを浮かべる。
「またかよ。圭一君お得意の青天井ツケ払い。
いつまで腰抜かしてんだ?
いくぞ」