あなたを好きになった事

第1章 願い／思い

突然の出会い

高校一年になったアイルは入学式を迎えた。そこでアイルは、中学の時からの友達、ハルとアミに出会った。

「ハル、おはよー！また一緒になれて嬉しいよ〜！」
「うん私もだよ！」

私たちははしゃいでいた。
「おはよー！」
控え室に入ってきたのはアミだった。

「アミ〜おはよー！」
私たち３人は中学の時から仲が良かった。

「そうだアイル、アンタにいい情報があるよ！」
微笑むアミ。

「何？教えて！」
驚いて聞いた。それは意外な事だった。　　　　　　　　　

「何とアンタがずっと好きだった黒澤サスケも同じ学校なんだよ！今回こそ気持ち伝えなよー！」黒澤サスケとは同じ中学のイケメン男子だ。そんな彼を私は好きになった。

「マジ〜？アイル良かったじゃん頑張れ！！」
２人は私以上に喜んでいた。
「うん。ありがとー！」
そして入学式が始まった。

次の日学校に行くとアミとハルが楽しそうに話していた。
その後ろのロッカー側でイケメン男子が３人いた。その中に黒澤サスケがいた。

おはよーアイル今がチャンスだよ！ハルなんか石田くんにコクったらOK貰えたんだから！」
石田勝利くんはイケメン３人の１人で少し不良っぽいけどカッコいいんだ。

「そうなんだ。ハルおめでとー！私も頑張るよ！」

私は彼のもとに行った。
黒澤くんちょっといいかなぁ？」緊張しながらも思い切って声を掛けた。

「あーいいよ何だよ？」
その声はクールで優しさもあった。
「私実は中学の時から黒澤くんの事が好きだったのだから私と付き合ってください！」
彼ははっきり言った。

「俺の事サスケでいいよ！俺もお前の事アイルって呼ぶから。それに俺もお前の事好きだった。」

こうして私と彼は結ばれた。

「今度の休みどっか行かねぇ？」突然言った彼の顔は何かを求めるかの様な顔だった。

「いいよ！どこに行く？」
「そうだなぁ〜遊園地にでも行くか！」
その一言で喜ぶ私を見て彼は言って正解だったと微笑んだ。