あなたを好きになった事
初デート

私は思い切ってミニスカートのワンピースを着てサスケとの待ち合わせ場所に向かった。

「おはよーサスケ!」
笑顔で言う私。

「おはよー今日のアイル超〜カワイイ!」
笑顔で言うサスケ。

私たちは手を繋いで遊園地に向かった。

「ねぇ〜サスケ最初にジェットコースターに乗ろうよ!」

遊園地の定番のジェットコースターに乗りたかった私。

「今日じゃなくても良くねぇ?明日もあるんだし明日にしようぜ!」
頭を撫でる彼。

「なぁ〜アイル新しく出来たのに乗らねぇか?」
最近新しく出来たモンスターを銃で打ってポイントを稼ぐアトラクションだ。

「うん楽しそうだね行こう!」
休みという事もあって園内は多くの人でにぎわっていた。

「あ〜ぁ全然ポイント取れなかった〜!」
残念がる私を見て彼は
「アイスでも食えよ!」
私にイチゴ味のアイスをくれた。
「ありがとー!」

「次お前決めろよ!」
そう言われて私はおばけ屋敷を指差した。
そして彼に

「お化け屋敷行こう!」
「俺は良いけどお前大丈夫なのか?」
笑顔で聞く彼に私は強がった。

「バ…バカにしないでよ。」
焦る私に彼は
「俺から離れるなよ。」
焦っている私の手を握った。

「うん分かった。」
彼の手は力強く温かかった。

外に出るともうお昼過ぎだった。「そろそろお昼にしない?」
言いだしたのは私だった。

「そうだなぁ〜」

園内のレストランで食事をした。「ここの料理美味しかったね!」サスケに笑顔を見せた。

「次はどうする?」
笑顔で言うサスケ。

「プリクラ撮ろうせっかくのデート何だし。」
はしゃぐ私を見て

「実は俺も同じ事考えてた。」
悪戯っぽく笑うサスケ。

そしてプリクラを撮りその場を後にした。

「なぁ〜アイル今からあの船に乗らねぇか?」

それはこの遊園地で噂になってる船だった。

「ねぇ〜サスケこの船の上でキスをすると幸せになれるんだって。」
彼の握ってる手に力が入るのが分かった。

「それなら話が早い行こうぜ。」そして2人は船に乗った。

「誰も乗ってないね!」
「俺はその方がいいけどな!」

私たちはキスをした。船は一周してもとの場所に戻った。

「そろそろホテルに行くか!」
彼はそう言って私の手を握った。
こうして1日目のデートが終わった。

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