威鶴の瞳
深夜九時半。
BOMBから呼び出しのメールが来た。
眼帯を装着。
動きやすい黒の服装。
――22:00
BOMBの事務所に着いた。
「威鶴!」
ついて早々に、レインが慌てて俺のところに来た。
「ちゃんと彼、来ましたか?」
まずは渡辺春の確認をする。
「さっき話を伺ったわ」
よし、今のところは順調か。
「トーマはまだ来てないけど……」
「アイツは平気で遅刻するんで」
もう慣れた。
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