十四歳の夏 あんなことやあんなこと
すらっと伸びた手足普段は、隠されてる場所、黒い髪。
僕も続いて飛び込んだ。
水中で見る先輩は更に想像を掻き立てた。
十四歳なのだ!仕方ないだろう!!
頭の中で色々な妄想想像をした。
ハッと少しだけ気付いた事があった。
これは、恋なのか?って事だった。
恋なんて美しい物では無くてもっと頭の中を色々な物が駆け巡るやらしいだけの物では、ないのかと思った。
僕は、プールの中から顔を出してゴミオの方を見た。
ゴミオは、違う同級生を呆けた顔で見つめていた。