ヤンキーなprince&天然なprincess
弘太side
お見合いの部屋で一人で相手の方を待っていた
気づいたら隣に親父が座っていた
「緊張してんのか?」
「してねぇよ」
「それならいいが…相手の方、かなり別嬪だぞ?ヘマすんなよ」
「わーってるよ」
別嬪?
つーかお見合いなのに写真もねぇし
名前すら知らねぇんだけど
「失礼します」
スーッと開く障子
視界に入ったのは
赤をベースにした蝶や菊の絵が書いてある可愛くてキレイな振り袖
甘い香が鼻をかする
「あ、…あ-!!!」
顔をあげると
そこにいたのは
「姫南ちゃ…ん?」
お見合いの部屋で一人で相手の方を待っていた
気づいたら隣に親父が座っていた
「緊張してんのか?」
「してねぇよ」
「それならいいが…相手の方、かなり別嬪だぞ?ヘマすんなよ」
「わーってるよ」
別嬪?
つーかお見合いなのに写真もねぇし
名前すら知らねぇんだけど
「失礼します」
スーッと開く障子
視界に入ったのは
赤をベースにした蝶や菊の絵が書いてある可愛くてキレイな振り袖
甘い香が鼻をかする
「あ、…あ-!!!」
顔をあげると
そこにいたのは
「姫南ちゃ…ん?」