独りじゃないよ
二日目の夜……。
昨日の事はスッカリ忘れ、私はいつも通り眠りについた。
この日はなんだか寒気がして目を覚ました。
冷房つけてないのに……。
扇風機切るかな。
扇風機のリモコンに手を伸ばそうとしたができなかった。
うげ……またしても金縛り……。
二時十分……昨日と同じくらいの時間だ。
突然ぞくっとする感覚が体に走った。
視線を感じる……。
暑さのせいではなく、冷や汗で体が湿っていくのが分かる。
恐る恐る視線を感じる方に目を向けると、部屋のドアの隙間から誰かが部屋の中を覗いていた。
その人と目が合い、咄嗟に目をぎゅっと瞑った。
心臓がバクバクいっている。
落ち着け、落ち着け、落ち着けっ!!
今のはきっと見間違い。
何もいない、いるはずない。
ゆっくり目を開けると、ドアの隙間にいた人はいなくなっていた。
ただ、他のものが視界に入り込んできた。
私の体を跨ぐ……人の足。
嘘でしょ……?
好奇心からか、視線をあげると無表情で私を見下ろすロングヘアの女性と目が合った。
その瞬間私は気を失うように眠りについた。
昨日の事はスッカリ忘れ、私はいつも通り眠りについた。
この日はなんだか寒気がして目を覚ました。
冷房つけてないのに……。
扇風機切るかな。
扇風機のリモコンに手を伸ばそうとしたができなかった。
うげ……またしても金縛り……。
二時十分……昨日と同じくらいの時間だ。
突然ぞくっとする感覚が体に走った。
視線を感じる……。
暑さのせいではなく、冷や汗で体が湿っていくのが分かる。
恐る恐る視線を感じる方に目を向けると、部屋のドアの隙間から誰かが部屋の中を覗いていた。
その人と目が合い、咄嗟に目をぎゅっと瞑った。
心臓がバクバクいっている。
落ち着け、落ち着け、落ち着けっ!!
今のはきっと見間違い。
何もいない、いるはずない。
ゆっくり目を開けると、ドアの隙間にいた人はいなくなっていた。
ただ、他のものが視界に入り込んできた。
私の体を跨ぐ……人の足。
嘘でしょ……?
好奇心からか、視線をあげると無表情で私を見下ろすロングヘアの女性と目が合った。
その瞬間私は気を失うように眠りについた。