地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




そこに着いた時、先に来ていたのだろう芽有は……

すでに万事休すの状態だった。


「芽有ぃっ!!」

「お姉………っ!!」


薄暗い、体育会の裏。

…息を切らして地面にひざまずく妹を見つけた私は、

迷わずそちらへ駆け寄った。



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