地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜



「な……!?」


その『目』の色に驚いた私は、思わず息を呑んで……


「……ふふ、驚いた?ずっと気付かなかったでしょう」


皮肉げに放たれたその言葉に……思わず眉を寄せた。


――だってそれは、今まで見てきた【鬼】の行動で考えれば


明らかに異質なものだったから。



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