地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜



緊張と恐怖で顔を強張らせる私に


「私の【鬼巫女】……


おじいちゃんは、嬉しそうで悲しそうな…複雑な笑顔を向けると


「お前は、私の駒になれ」


そう言うと、懐に手を差し入れ…拳大の大きさの【核】を取り出した。

今まで見た事もないほど大きい、その【核】に驚愕した私は、

その尋常じゃなく禍々しい気配に思わず目を見張る。



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