地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜


私が頭を抱えてうずくまったその瞬間、


「お兄!!お姉が悩んでるよ!!」

「……神無、芽有ばっから構ったから拗ねてるのか!?」


そんな見当違いな言葉と共に二人が近付いてきた。


……あ、今は高い高いやめてる!!


それを確認した瞬間、私はバッ!!と立ち上がった。


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