大好き…。
玄関の前にきた。
一息置いて鍵をあけた。
「お邪魔します。」
「どうぞ」
「好きなところに座ってて、飲み物もってくるから。お茶でいい?」
「おー!」

リビングはどうにかきれいだけど…。
寝室が…。

「はい。お茶」
太輔くんはソファに座っていたから床に座ろうとしたら
「俺の隣座ったら?」
「えっ!!いいよ、ここで。」
「照れなくていいから。」
「じゃ。」
なんか恥ずかしい。
いきなり太輔くんに、抱き締められた。
「今までごめんな。」
あまりに急な出来事で、思考回路がとまってしまった。
「ここ1ヶ月、連絡とってなかっただろう。」
「うん。」
「部活関係で忙しくてさぁ。あみにメールくらいはすればよかったのになぁ。」
「私は、大丈夫だったよ。」
そんな事なかった。
連絡がなくて寂しかった。
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