大好き…。
「ありがとうございます。」
「いやいや、大丈夫だった?」
「はい‼︎」
バイトとかの帰りかな。
私服だし。
「なんで、あみちゃんがこんな時間帯にどうしたの?」
「いろいろとありまして」
てへへって笑ったけど、柊くんに顔覗かれて。
「あみちゃん、顔ちょっとだけ腫れてない?」
えっ‼︎
やっぱり、泣いたからだよね。
「なんでもないですよ。」
作り笑いを見せても、ダメだった。
「ちょっとだけ、時間ある?」
「大丈夫ですよ」
そう言うと、柊くんは近くの喫茶店に私を連れて行った。
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