大好き…。
「なに食べようかな?」
「私はモンブラン食べる‼︎」
どうしようかな、昨日ティラミスにしたんだよな。
久しぶりにチーズケーキにしようと
「じゃ、私チーズケーキでっっ」
「私にも、それ食べさせてね‼︎チーズケーキ」
「じゃ、萌乃のもね」
早っかったなぁ。
もうすっかり、夕方になっちゃてるよ。
それにしても、今日の夕日は綺麗だな。
記念に1枚っと。
カシャ…カシャ…
「「えっ⁉︎」」
「あっ‼︎考えてること一緒だったみたいだね」
「そうだね…」
2人とも、夕日に携帯を向けていた。
やっぱり撮っちゃうよね。
こんな綺麗な夕日なら
「今日は、本当にいい日だったね。夕日もこんなに綺麗でさぁ」
「そうだね…。」
やっと、着いた。
家に…
疲れたなぁ、でも晩ご飯作らなきゃないなぁ。
「ただいま‼︎」
いつものくせで、そんなことを言ったら家の中から
「おかえりー。」
との声が。
ちゃんと鍵閉めたし、誰もいないのに。
萌乃と2人顔を見合せて、静かに戸を閉めて、リビングへ向うと
なんとお母さんが来ていたのだ。
「びっくりさせないでよ‼︎来るなら連絡してくれればよかったのに」
「驚かせようと思ってね。」
驚かせようと思ったって、まだ萌乃がいたからいいけど、1人だったら絶対叫んでたよ。
そしたら、萌乃が後ろから顔を出して、
「こんにちは、おばさん」
「こんにちは。あみのお友達?でもどっかで見たことある顔なのよね。」
「忘れましたよね。小学校の時からじゃすごい時間たってますしね」
「もしかして、小学校の時転校して行った萌乃ちゃん⁈」
「そうです。覚えててくれたんですね。」
萌乃はよく、遊びに来てたからね。
でも、お母さんもよく覚えてたものだね…

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