大好き…。
柊くんからの電話を聴き、また深い眠りについた。
起きたのは朝の8時だった。
「ふぁー。よく眠れたな」
最近、ドラマ見たりして遅くに寝てたからなぁ。
「さてと、準備して病院に行きますか」
太輔くんとお揃いのネックレスをつけ、バッチリメイクしておしゃれをした。
ここのホテルから太輔くんの入院している病院からは徒歩で20分くらいでつく。
いろんな支度をしていたら、9時半を過ぎていた。
「あっ‼︎お見舞いに行くのに手ブラはまずいよね」
だから、ホテルの人に近くのケーキ屋さんを教えてもらった。
そこに行ってケーキを買ってから行こうと
ケーキ屋さんで太輔くんがよく食べていたティラミスを買った。
そして、ようやく病院に到着した。
ここから太輔の入院している病室を探さなければ。
看護婦さんに聞いた。
「1ヶ月前からここで入院している五十嵐太輔の病室ってどこですか?」
「あー‼︎その子ならここの病棟の1番奥にいるわよ。お友達なの?」
「はいっ!」
「さっき彼女さんが病室に入っていったよ。」
「わかりました。」
ティラミス落としそうになった。
彼女?なんで?
ここ1ヶ月入院してたんだよね。
まあ、いいや。
思い伝えたらいいし、太輔くんも私の事どうでもいいかもしれないね。
うん…
< 191 / 209 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop