大好き…。

そういえば、太輔くんお菓子だけ持ってきて自分のごはんいいのかな？
「ごはんは？」
「俺は病院で出るから、あみのやつ一口くらいもらえばいいかな」
そんな話をしていたら看護婦さんが入ってきて
「これ、五十嵐くんの昼ご飯だから」
と言って、テーブルの上におぼんを置いて行った。
すごく健康にいいものばかりが昼ご飯としてでてきていた。
「いつもこんなものを食べているの？」
「そうだよ、最近飽きはじめてるけどね。」
そうなんだね、でも病気を治すためにはちゃんとしたものを食べなきゃないんだもんね。
それにしたも美味しそうなのばかりあるんだね。
「あみもこれくいたいのかぁ？」
「じゃ、一口これもらってもいい？」
煮物を指さす。
「いいよ、俺が食わせてやるから」
と言って、私にあーんしてくれた。
ちょっと恥ずかしかったけど、煮物がおいしくてそれどこじゃなかった。
「美味しいね」
「そうだな、俺はあみの料理が食べたいけど。」
「退院したら作ってあげるよ」
「そっかぁ。次はあみのオムライスちょうだい！」
あーんと口を開けていた。
私が食べさせるの？