“隣の不可思議くん”

皐月の想い




華乃が、今度は自分のお願いを聞いて欲しいということで屋上に来てみると一枚の手紙を手にして待っていた。



「ありがとうございます。このままでも澄羅さんには声はどどきますか?」


「えっあぁ、まぁ普通に聞こえると思うよ。」




そういうと華乃は俺の心臓辺りを見つめながら話だした。



「澄羅さん、そのままでいいので聞いていただけますか?」


凄く穏やかな表情で話しを始めた。




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