“隣の不可思議くん”
周りからの反応
雲一つない青空。それを見上げながら昨日の図書室での出来事を思い出す。
「昨日は、あんなにお話出来て夢のようでしたねぇ。」
昨日は皆が噂するような不可思議くんではない一面が見れたので上機嫌に学校へと向かう。
「華乃ーっ!おはよ。」
幸せに浸ったいたらよく聞き慣れた友人が小走りで此方へ向かってきていた。
「咲ちゃんおはようございます!」
「何、なんか機嫌良さそうだね?いいことでもあった?」
にやにやと笑いながら質問を投げかけてくるのはとても仲のよい友人の永守咲。相手を見てはこちらも嬉しそうに笑い返す。