“隣の不可思議くん”
「神谷くんも、お友達やめないって約束してくれたら許してあげますっ!」
ふふっ名案でしょといわんばかりの彼女の笑顔になんだかつられて笑ってしまった。
「ん・・約束する」
「絶対ですよ?」
再度聞き返す彼女に向けてこっくり頷く。
彼女が居てくれたらなんだか変われる様なそんな気がする。
「さっ、帰りましょう?」
「うん‥。」
この時油断していた、冷えてきていたことに気をつけることに‥
「くしゅんっ‥」
「神谷くん風邪です‥‥」
振り返ってみれば自身が話していた友人は見あたらず変わりにそこに立っていたのは青い瞳が印象的な男性だった。