“隣の不可思議くん”


ジリリリ――――


目覚ましの大きな音が部屋中に響きわたり夢から現実へと引き戻された。


チンっと目覚ましを止めてゆっくり起きあがる。



「朝‥ですね‥」


まだ、眠い目を擦りながら夢のことをぼんやりと思い出す。


昨日知った彼の秘密。この夢は何か関係あるのだろうか‥少しの疑問と皐月と言う名の女性。


彼女はいったいなんの関係があるのだろうか?
ただただ、疑問だけが華乃の中に残るだけだった。


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