“隣の不可思議くん”



「はいはーい、華乃ちゃん行くよぉ」


そう言って甲斐さんは私の手を掴んでぐいぐいと進んで行かれました。


「あっあの、甲斐さんどっどちらにっ?」


「家だよー、到着っ!」


そう言って到着したお家はとても年期のあるお家でした。木造作りのお家はとても優しいぬくもりを感じました。


「素敵なお家ですね。」


「でしょー?木造作りが気に入ってるんだ」


そう言って優しい眼差しで家を見つめる。

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