*曖昧模糊*







支度しようと思って立ち上がったそのとき・・・






『・・・・・ピンポーン』






ん?誰だろ

・・・・・・・・葵くんにしては早い?







「・・・・・・・はい」



「・・・・・・雛?あ、俺」




ドアを少し開けると葵くん





「ど、どうしたのっ!?」



「今日さ、悪いけど遅くなりそう

 もしあれだったら、俺の分いらないから」




「・・・・・・・・あ、うん、わかったよ!」





葵くんは少しだけ笑顔で「じゃあ」と言って

ドアを閉めた






「・・・・・・・・・・・あ」




< 122 / 337 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop