*曖昧模糊*










「・・・・・・・・・・じゃあね、葵」



「あぁ」






こっちに近づいた気配がして見ると

木の5メートルにいた・・・・・・・・・近い

近いから、会話もはっきり聞こえる







「今日は、・・・・・ありがとう」




「あぁ、別にいいって!」






・・・・・・・・・・あたしとしゃべるとき、

葵くんはあんな楽しそうにしゃべるかな・・・・・?








「送らなくて、本当に大丈夫?」




「うん、悪いし

 通りに出たらタクシー拾うから」




「そっか」








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