*曖昧模糊*







遠慮がちに葵くんの隣に座ると

いつものように‘ もっと近くに来てよ ’って

甘い声で言われた







「・・・・・・・・・っ」





葵くんの手がふいに

あたしの頬に触れる






「・・・・・・あ、葵くん・・・・・っ」





それだけのことなのに

こんなにも、ドキドキしてしまう






「雛、久しぶりだから

 ちょっと触りたい」





「///」





ちょっと変態ちっくな台詞にも

キュンキュンしてしまう










< 201 / 337 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop