*曖昧模糊*






「だって・・・・・・・、葵くんの部屋に

 遊びに来てたり・・・・、電話来たり・・・」





「アホか」




「ひゃあっ」





葵くんの手が降りてきてあたしの鼻を軽くつまむ






「あいつ、いっつも純と喧嘩すんじゃん?

 それの愚痴聞き役ってゆう感じ」




「・・・・・・・・・・・ほうはっはんは・・・」





鼻をつまんでいた手は

今度はあたしの頬を優しく撫でる





「・・・・・・・・・・・・・でも、

 今日、葵くんの部屋からサヤカちゃんの声が・・・・」





そうだよ

確かにサヤカちゃんの甘い声が聞こえたよ?







「あー・・・・・、それはな」




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