*曖昧模糊*
「・・・・・・・あれー?雛ちゃん帰るの?」
ビクッ
突然後ろから声を掛けられた
「・・・・・・・あ、亮平くん」
そこには金髪メッシュの亮平くんがいた
「こんな時間に危ないよー、送るよー」
「隣なんで大丈夫です・・・・・」
「えー、心配」
あたしなんかより、亮平くんのほうが
よっぽど心配
足元なんか、ふらふらしてるし
口もまわっていない
「・・・・・・・送るってー」
「い、痛い・・・・」
亮平くんの手があたしの腕を掴む
思ったより強くてびっくりした