winter♫snow

「ごめんなさい、いきなり連れ出して」

「いえ」

「詳しいことは着いたら話すわ
あっそうだ、私の名前を言ってなかったわね。
私の名前はサクラ、よろしく」

「あっはい!!よろしくです。
私の名前は知っての通り東雲マリアです」

「ねぇ、マリアちゃんは自分のお父さんのこと覚えてる?」

「…はい、覚えてます
それよりサクラさんは何をなさってる方なんですか」

「私はお店を経営してるわ」

私達のもく目的地に着くまで互いの事を話していた。
だが私は一つ話していない事がある。
父のこと…
なぜなら私の父は、人間ではないからだ。
なので私も半分は人間では無いということになる。
だから、私はあまり人と深く付き合わない。


だって私は人間じゃない、化け物なのだから……


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