winter♫snow
「あーっ!またマリアがデビルみてるぅ」
「へ?」
「あんた見すぎだから」
いつも集まるメンバーが言う。
勘違いしないで欲しい、私は春川を好きじゃない。
ただ、気になって見てしまうだけだ。
「ち、違うから!
好きとかそういうんじゃないから!」
『はいはい』
し、信じてないな。こいつ等…
キーンコン…
チャイムが鳴り皆、席に着く。
授業が始まり退屈な時間が始まッた。
そんな時…
「なぁ、東雲」
隣の席の住人春川冬樹が話しかけてきた。
「何?春川」
「……やっぱ何でも無い。」
会話途絶え私は授業を受けた。
ただ、話せてうれしかったと思ったのは内緒だ。