winter♫snow

「通常の人間なら全治5が月だがお前は特別だからなまぁ早くて3日だろ」

そう言われた俺の姿は右手にギブスと包帯を巻き、頭にも包帯。
しまいには腹を撃たれているので腹にも包帯。
そう、いわば半ミイラ状態なのだった。

『ッククック超似合ってンじゃん(笑)』
(黙れ)

「とにかく学校でも安静にしろよ」

「はいはい」
俺は、さらりと聞き流した。

「ぜってーちゃんと聞いてないだろ。
ところでお前知ってるか?」

「何が?」

「生き残りの天使の話♪」

あぁ、君はこの時からこの物語に関わってしまっていた……
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