夜の図書館
「今日病院へ行って来ました」
『そうなの』
その後会話が止まる。
やっぱり声が……遅れてる……ワケではないので、一気に言わせてもらうと。
「おねーさん。親の面倒を見るっていうのは、長男と嫁の仕事ではありません」
繋がってはいるだろう。
テレビでは
やっぱりえなり君が出てきて
ピン子さんに文句を言われて『だってしょうがないじゃないかー』と、細い目で訴えていた。
この再放送
第一シリーズから見たかった。
「親の面倒は子供全員でみるものなのです」
『わかってるわよ』
「だから私は離脱します」
『え?』
「貴女の弟は結婚した後も浮気を繰り返し、性病をもらってきて私に移しました。もうやってられません。さようなら。お義母さんの面倒を見るように。私はもう別れますから。縁を切ります。さようなら綾子さん」
呼び捨てにしないのは
武士の情けと呼んで欲しい。
あとは
貴ちゃんだけ。